世界遺産音楽館

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イタリア歌曲「帰れソレント」で有名なソレントから、サレルノまでの４０kmはコスティエラ・アマルフィターナ(Costiera amalfitana:アマルフィ海岸)と呼ばれ、世界で最も美しい海岸の一つとされています。１０世紀、ここアマルフィは海運国として強大な富と権力を持っていました。というのもここは４大海運国(ヴェネツィア、ジェノバ、ピサ、そしてアマルフィ)の一つに数えられ、その中でも最古の10-11世紀に大繁栄したところだからです。しかし、繁栄は長くは続かず、ピサ人の侵略を受けて商業発展は停滞。しかもその後、地震と津波で砂浜は浸食され、広範囲の土地が水中に没してしまいました。　現在。ここはとても美しいリゾートとして人気がありますが、過去の栄光は美しい景色と町並みのみに残っています。

イメージは夕日。美しい海に落ちていく夕陽の姿を曲に表してみました。後半のピアノ伴奏部分は自分では絶対に弾けないであろう16分音符の連続を波に喩えて添えてみました。自分としても初期の作品なのでアレンジなどに洗練されていない部分があります。すみません。